玄関周りのリフォームを任せていただきました。

先週は、春先から丁寧に打ち合わせを重ねていた物件の引き渡しをしてきました。

 

玄関周りのリフォームを任せていただきました。

 

まずはとにかく塀や地面のタイルなどの構造物をスッキリとしたものに変える事、そして種類や数が多かった植物を少し整理させていただく事、そしてライトアップのコーディネートをする事です。

 

まず、一番目につく塀は、平石を積み重ねたようなデザインのタイル仕立てにさせていただきました。これらは実際に見た目は石を丁寧に重ねたようなデザインなのですが、表面の素材は最新の高性能のタイルです。撥水性があり、汚れやカビが付きにくいのが特徴で、清潔感を保つのにとても良い素材です。

 

そして、床のタイルは、塀に合わせた色とテクスチャーに気を遣った素材を選ばせていただきました。

 

次に植栽ですが、今まで多かった植物を少し整理させていただきました。長い年月をかけてついつい大きくなってしまったものを少し小さくし、メインの樹、それに準じたサブの樹を数本、グランドカバーの草木、という風にすっきり見えやすくしました。

 

多くのお客様に伝えているのですが、自然風(風というところが大事です)を、人間の住む環境で再現し、保つ為にはある程度人間の手を入れ続けてあげる事、手入れされた里山のように、自然に伸びる事だけに任せずに、定期的に手を入れちゃんと管理してあげる事が、人間にとっても植物にとってもいい環境でいられるコツです。

その為にも、ある程度意味づけをちゃんとしてあげて、それを保ってあげる事、その基本に戻るようなコンセプトで植栽を作り直しました。

 

最後にライトアップですが、できるだけ奥行きと拡がりが見えるように、そして、ちゃんと防犯の意識が見えつつも、気品が残るよう意識してライティングしました。

 

何よりもお客さんに満足していただけた事がうれしい施工となりました。