今日お引き渡しを完了した現場では、主にライティングを意識した庭と玄関からのアプローチのリフォームをしてきました。
しかも、二世帯住宅で、2つの家の雰囲気が途中で混ざるという、少し難しく、やりがいのある現場でした。
表から見るとわからないのですが、庭の方から見ると、右と左で完全に和風と洋風の違いがある家なので、工夫が必要でしたが、最後まで楽しんで作業させていただきました。
新しく植栽する植物も、和洋どちらでもフィットするだろう、シマトネリコやシャラ、リュウノヒゲよりも短い福玉竜を使わせていただきました。使う玉砂利も、和風の御影石の延べ段と、洋風のオレンジのタイル、どちらにも接続できるように、色の明るめの伊勢砂利の粒の小さいものを選びました。
また、ライティングを活かす為に、あまり込みいったデザインにはせずに、2つの雰囲気が馴染む事と、スッキリした構造に植物が綺麗に見える事、そのあたりを意識しました。
結果的に、とても完成度が高い物ができたと思いますし、最後にこだわったライティングによって、全体的にとても幻想的に、奥行きをもって仕上げられたと思います。
なによりもご依頼いただいたご家族の皆さんがとても満足そうなのが嬉しいです。